開☆眼



おおう、極東の算法姫オウカ、使えるじゃないか…。
CPU相手に「宮廷政治」を勝ち抜いたるの図。


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いままでなんか苦手意識があって、擁立したことのなかったオウカさん。

>手札から領地と呪い以外で異なる名前のカードを2枚選んで追放する:
>追放した2枚のカードの合計コスト−1に等しいコストのカードをマーケットから1枚選んで手札に加える。
>この能力はあなたのメインフェイズ中に1回のみ使用出来る。


これ、テキスト読むだけだと「デッキ圧縮のできる姫」てな感じで、後半の継承点レースに強いんだろうなー、位にしか思っていなかったけど。
キャンペーンモードでのあまりの支持率の低さを見かねて、CPU戦オウカ縛りでプレイしてみたら、これが――面白いわ!


物々交換の組み合わせで、「即カードを手札に加えられる」というのは実は強力。 継承点なら即、直轄地にセットして点数に変えられる。
【魅了術の魔女(コスト4)】と【公爵(コスト8・基本マーケットでの切り札)】を追放して【帝都カリクマ(コスト11)】を入手→即セットして継承点+8。 この算法が仕上がった瞬間、脳内にヘンな汁が溢れて開眼したね。
他の姫とは、デッキの組み方もぜんぜん違ってくるのが面白い。 …というか、変な構築癖がつくような。


ただこれ、合計コスト-1に「等しい」カードというのがミソ。 コスト5を二枚追放してコスト8の公爵を…という訳にはいかず、追放後にむなしく「コスト9のカードがありません」と表示されるのみ。
対CPU戦で、あらかじめ予習できてよかったぜ…。


とりあえず、対戦でオウカ擁立する人はまだ少ないので、奇を衒いつつ使ってみようかと。

追記(2013.1.22)

翌日、対戦での初勝利がオウカさんとはッ!


いい勝負だった。 2番手オウカと4番手ルルナサイカ、ともに戴冠宣言してサドンデス(継承点30・決)に。 切り札の【結盟】も、必要とあらば【歩兵大隊】といっしょに追放して【公爵】に変換→直轄地セットしてしまう高揚感。
結果ルルナ29点、オウカ31点でこっちが僅差ゴール。 ルルナの主力は大都市や近衛騎士団をバックにした【公爵】。 こっちは【結盟】と謎算法で支持とりつけた【議員】ほか。
最後のデッキ枚数は、たった7枚だった(農村含む)。


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なんとなくアカデミックな、「ハトクラPC、紹介&ルール説明動画」(12分22秒)

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm19858913