We Never Sleep:ピンカートン
ぬう、積んどいたのは不覚。
一気に読めてしまったではないか。
■久正人『ジャバウォッキー』3巻(講談社、マガジンZKC)
やっぱり癖があって面白いわ。
虚実ない交ぜになった歴史上(19世紀末)のお遊びと、拳銃使いや暗器衣装の曲芸アクション。
秘密結社『イフの城』の異種族コンビ、サバタ(直立恐竜♂)とリリー(人間♀)もいい感じに潤滑油が回ってきた。
「アダムの肋骨」編の胡散臭いシュリーマン、えらい素敵キャラに仕上がったなー。
因縁のマカロニ悪名・ジャンゴ(アロサウルス)も凶烈な立ちっぷり。
作者のアクションの切り取り方は、いろいろ工夫があって快楽中枢を刺激する。
オリエント急行内の距離/感情圧/温度差かかったカットや、某・決めゴマの大馬鹿本気(マジ)でラブいとこ。