蓬莱異聞

アイマス公式サイトのTOP更新で、社長の誕生日が7月6日に設定されていたのにはおどろいたですよドン・コンドール（＠銀河烈風バクシンガー）。

　　　　　　　　　

2巻だけ先行ゲットで悶々としていた、伊藤勢『羅【ゴウ】（部首・日に候）伝』1巻（角川書店、ドラゴンコミックス）を、新古書店で入手・読了。
おもしろかった。　慶長十七年（1612）のごった煮伝奇漫画として、多世界展開で。
伊賀忍軍の鉄砲はやりすぎかとも思ったけど。

「女よ女！　汝はただの肉か !?
　さにあらずんば魂魄暫時留まりて、
　外道に一矢報いて逝け！」

この口上からの立ち回りが、出鱈目に鬼神がかっていて惹かれた。
2巻での、大坂・堺から魔境・晏陀蛮（アンガマン）への風呂敷を無節操に広げたまんま、ふたたび連載中断の憂き目にあい「…残念したか」な末尾を知っていても、心躍るものがある。

ところで、マガジンZ連載『荒野に獣 慟哭す』に出てくる法山のおいちゃん（髭）みたいに、伊藤勢の作品縦断する濃キャラは多いのかしらん？