従者のココロエ

舞-乙HiMEのDVD・7巻、借りてきて観ませり。
前もって「鬱展開くるよー」と言われて身構えていたけど、通してみるとバランス悪くないのでは。


      舞-乙HiME 7 [DVD]

●#18「ホワイトアウト

出ヴィントと難民話。 コミックリリーフもきっちり入るので、それほど陰鬱にはならな く も な い 。
膝がわらってしまって動けないマシロと、一瞬アオイに浮かんだ何ともいえない表情――の描写が突き抜けてよかった。

●#19「宿命の17歳(^^;)」

急転直下、アスワド編。 とつぜんのアリカ登場も、あっかるい性格ゆえに許されてしまう。 …ま、時限式で凍っていたものに点火するんですが。
サイボーグ武侠の連中が、宿業の発病ゆえに義体化しているというのが不自由でよろしい。 頭領・ミドリの模造GEMにかけて、タイトルはわりと冗談でなく。

●#20「ニーナと呼ばないで」

#18からそうだけど、この7巻はセルゲイとニナの機微が、かなり丁寧に描かれている。
どんぐりの背比べレベルだろうけど、精神的図太さが逆転してしまうマシロとアリカがちと面白かった。 …腹の中のアレ(消化)は、余計だった気がぷんぷんしますけどー。


占領下の学園内部での畳み掛け。
シズル姉さまの邪悪入った艶笑とか、レベル高いうえにえろえろよー。