ぴちぴちピッチブラック、只暗黒。

珍しく音楽スタート。
お昼時の洋楽流しっぱなしFM局から、なんかDEVOっぽい「サティスファクション」が流れてくるなぁ〜…と思ったら、正真正銘DEVO(ディーボ)だったのでのけぞった。
トンチキ素っ頓狂なボーカルが、ミュータントミュータントしてて琴線に触れるポンチ絵楽団なのですた。 「モンゴロイド」とか安っぽい歌詞も好きじゃった。
(『Q: Are We Not Men? A: We Are Devo!』/1978年)


      Q: Are We Not Men? We Are Devo

ちこちこ読んでるベスター短編集なんかと、相性がよさげ。


結局『ピッチブラック』(2000年、デヴィッド・トゥーヒー監督)は観てしまった。 改めてB級名作なりと認定。
陽光の下ではほぼ盲目の、暗視義眼の脱獄囚リディックの造形がじわじわと良い。 飛行士フライとの関係なんぞ、嗅覚と負い目を感知して始まる狩猟者っぽくてえらいスリリング。
一方テクスチャーのおいしい脇役では、植民地SFらしくフランス系古美術商ですかな。 すくたれ者のくせに、最期だけは妙に画になってるという。


…この小気味よさが続編でどう変わったのか、確認してみないといけませんかのう。