2分間憎悪

寒いです。 庭の隅っこに、まだ雪が残ってるよ。


今朝のゾイドジェネシス。 いろいろと苦しい。
さすがに日曜朝っぱらから、敵兵リンチや『海と毒薬』やる訳にはいかんだろうが。
敵への憎悪(ヘイト)を剥き出しにする城下の人々。
あれが少年の姿ではなく、改変されたヒトガタ兵士だったらどうだったか?
年の功ダンブル婆さんはうまいんだけど、ルージ君の台詞が貫通力充分かというと…なぁ。 あそこで、「それでも背後から憎悪の声がとんだら」解決不能の凄みがあった、かもしれん。
一対一のタイマン勝負なら得意フィールドであろう脚本:山口亮太も、ゾイドジェネシスの戦争話とは相性がちと悪い気がする。


あー、あと行動時間や航続距離を読むのは鋭すぎかも。 この場合、軍師やれそうなのはロン先生ぐらいだけど。(←のちに“汚い役”は押さえてる)
なんだかどうしても、“戦役後”の公式・ルージ伝記にみえてしまう罠。 ちょっとは大人のアドバイスがあっても可かと。


マイメロもいまいち。 監督が映画屋にみえないのがなー。
あの劇中映画『ハルノスケの動くアホ御殿』が、これで終わってしまうのは歌でなくとも哀しい。
見どころは、女中服の膝下スカート丈(正しい)と、鮭延未可R.O.Dのウェンディ君)が秘書やってたことくらい…か。
次回のクリスマス・死者話までおあずけ。