毒物エージェントオレンジ

自分の苦手とするARIAでつが、
あれテラフォーミング後の火星らしいよ。 惑星名かえた未来の。
…なら“マンホーム”などと紛らわしい、恒星間スペオペ名称使うなよぅっ!
ぢゃあ古今東西の“かつての火星人たち連合”は、環境戦争に敗北して今では片隅や深海に追いやられてるのねきっと。
緑色の小人や蛸のヒト、赤色人とかいろいろね。 ←『続・怪人紳士連盟』方式


ほかにも「空から人」のチャイネシア方式とかな。(それは金星)


      月に繭地には果実―From called “∀”Gundam

∀小説『月に繭 地には果実』(福井晴敏幻冬舎刊)を読了。
十二分に堪能した。 もうひとつの、あり得たターンA世界として、煮詰め方がうまいというか人に容赦ないというか。
濃縮されたウィル・ゲイムやテテス・ハレの恩讐もよろしいんですが、なにげに脇役が立ちまくってて嬉しいかぎり。
粗暴な太っちょ・ヤーニ少尉(でも軍曹っ面)とか、好きなのよー。*1


不意に終盤に出てくる「ニュータイプ」という富野用語(&黒トミノ展開)には違和感あったものの、その後のすかし方には納得。 ロランが自己主張をしない少年なのも。
いわゆる主役級の人たちも含めて、坂道を転がるように事態は最悪化していく訳ですが、
その中でソシエ嬢ちゃんだけが(相対的に)健全に浮上しやすいんだよなぁ。


気がつけばソシエENDともいえるけど、そこに辿り着く過程でどれほどの命運がねじ曲がったことか。

注釈

*1:この小説には、コレン・ナンダーは含まれていません。(レット隊も)