シャイニングクリスタルビット（でも丸文字）
■とくべつマンガ ギルとカイのナムコ伝 （絵とおはなし：雑君保プ） http://www.bandainamcogames.co.jp/wonderpage/namcoden/publish.php
…見てみたいなぁ、と思ってたらホントに月一ペースで連載してた。 懐深いなナムコ。
相変わらず鬼性格なバビロニア巫女さん（？）・カイがよろし。
リンク切れていたのを、バンダイナムコゲームス内に訂正。（2006/04/29）
小だまたけし『平成イリュージョン』読了。 （isbn:4840214689）
平成６年、軍港には戦艦大和が浮かび、日清戦争百周年記念式典を目前にひかえた廣島。
あるいは大不況のさ中、創業者の邸宅に送りこまれた遠隔操作義体メイドと一人娘。
…並行世界もの、といっても螺旋を描いていくタイプというか、
ここまで毛色の異なるオムニバス短編集だったとは予想外でびっくりだ。
たまたま改変世界ネタにひっかかってた時に手にした本書。
そりゃ突っ込みどころは多少あるにしても、
小手先のテクではなく足腰の据わったＳＦ展開してくれるのが、今時っぽくないというか人肌温かくて冷たい。 金星入植地の話とか、甘くもあるけど幕切れは苦いし。
いちおう基点となる新人賞デビュー作の、
“満州危機を鎖国政策によって回避し、以後閉塞しきった小大東亜圏でなんとか米英冷戦をしのいできた昭和日本”の図は面白い。
架空戦記にありがちなノーテンキさが微塵もなく（そもそも列強と直接対決していない）、それでも凋落の気配が忍びよる平成大日本帝國なのですた。
旧版の表紙がないのもさみしいので、作者自身の単行本紹介ページより。 http://www.codama.jp/oshigoto/heiseicov.html
舞は舞でも、芝村の方。
P:キャラ KOF．の『不知火舞 ＆ 麻宮アテナ』。 ポニーテールの末姫でも全然オッケーかと。
今回の作りおろしになる、ツリ目＆たれ目のヘッド造形だけでも好感触。 同一パッケージ内で、ここまで瞳の描き方が違うのも珍しい。
パッケージ裏の、金谷ゆうき・画*1の３頭身キャラもいいですが、地紋の丸文字アテナ技名もまた味があっておかしな気配。
