訓練はドリル、行進はマーチ

「♪きょーうも　あっしたーも　そーのつーぎもー
えんしゅう　えんしゅう　えーんしゅーうだー！」

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「うちのボスも、つくづく演習好きだよねー」
「まいにちメールで指令書（オーダー）届くしね」
「飽きないよねぇ。　…多少はランダム化されてるけど、柔軟性には疑問符がつくかな？」
「おっと、それ記録から削除しといてやるから、あとであんたの秘蔵っこ・ボンベイ蒼ヂェリー頂くよ」

「それにしてもさぁ……さいごにボスに会ったのって、」
「2年8ヶ月と13日前」
「アンタ、こないだもそれ訊いてたし」
「そろそろ試してみてくれないかな――対戦で。　わたしらチームの錬度と連携を」
「お忙しいんだよ。　ボスは我々の維持管理ほか、さまざまな事に責任がある」

「メンテ・補給担当から言わせてもらえば、その点はオールグリーン。　管理パスを委譲されてからこっち、必須物資は滞りなくつつがなく」
「それは結構なんだけど」

「さて――楽しいおしゃべりで、心（C.S.C.）と身体の暖気も済んだことだし」
「それでは」
「まぁ」
「行きますか！」