誰が見張りを見張るのか? クローゼット編 :)

黒書刊行会「泡沫の日々」2008/03/11で知って仰天したのが、映画版『ウォッチメン』のコスチューム公開。
ほんとにやるんだ。 あの暗澹たる終末時計アメコミを。
監督は「300」ザック・スナイダー

■『ウォッチメンWatchmen)』公式ブログ
 http://rss.warnerbros.com/watchmen/

…例の「血糊スマイリー」デザイン、警告色でカコイイ!
問題の記事はOne Year to Midnight(March 5, 2008)で、主要キャラ上から――コメディアン、ナイトオウル(2代目)、オジマンディアス、ロールシャッハ、シルクスペクター(2代目)。
え…と、画面スクロールして【〜オジマンディアス(寒色系アレンジ)→ロールシャッハ(哭…!)】のあたりで、イメージ嵌まりすぎてて陰鬱になってしまうんですけど。
覆面ヒーローの自警活動が非合法化(77年)され、米ソ冷戦アメリカ一人勝ち(Dr.マンハッタン)の歪んだ世界。


ちなみに『Mr.インクレディブル』の、元・服飾デザイナーのくだりが大好っきな私としては、
是非ともダラー・ビル(銀行と契約していたスポーツ選手出身ヒーロー。 着衣のマントが仇となって死亡)の勇姿も見てみたい。 
――と思ったら公式ブログ下にありましたよ(December 14, 2007)。 古風なマントつき衣装と一緒に写っているのは、作画のデイヴ・ギボンズ
ほかにも夜の街角の選挙ポスター(ニクソンの「あと4年行ってみよう!」)とか、雰囲気十分ですなぁ。


この映画化をきっかけに、『WATCHMEN 日本語版』(→持ってはいるけど、現在絶版)が再版されると有り難いのだけど。