あ…れ？ もう土曜？

ぜんっぜん消化しきれてなーい、と午前中に取り出しましたるコレ。

■鈴木典孝『しこたま』（ぺんぎん書房、SEED！ コミックス）

　　　　　　　　　→■：e-hon 書影つき紹介ページ

＞「あー　死ぬかと思った」
＞「“嘘”」「“はったり”“タカリ”“あおり”〜」「あとは魅惑のこのカ・ラ・ダ（はーと）♥」
＞「鍛えたあげくのダイコン脚です自慢です !!」

古今東西、カートゥーンで鼻唄の男でおにゃのこ凸凹ごった煮コメディ。
節操なく、ビジュアル打撃優先で、（序盤は）セリフが前のめり突っかけ気味に不親切？　だけど頭カラッポにしては妙なノリと畳みかけが心地よい、オトナのひざ枕よ。
アニメーターらしく、陽性てんこもりな動きや質感のある絵がムーチョ上手い。

激安アパート・角天狗（ホーンテング）の鼻唄男、コンちゃんこと鯷田 昆。
ダメッ娘小悪魔・マコと、ラーメン屋の看板娘・岩子（ガンコ）。
…えーと、コスプレ＆お馬鹿担当の契約小悪魔マコ（←肌トーン）がおいしすぎるんですがッ！　女のコは宇宙でもビ・キ・ニ！（参考：スペースベイベ＠墜落世界）
でも、じつは半身ムダ毛とゆーのが芸細。

とりとめもなく終わると思っていたら、さいご意外ときれいにオチてました。
んー、どこか『無酸素脳ファミリー』のアレにも通じるかも。　あっちはちょう下品な狂騒アメリカンジョーク味ですが。
…コメディ映画の文法なのかなぁ。

――幅広オビ芸二題：『しこたま』と『デイドリームネイション』。
オビ取ると衣装チェンジ（→書影参照）だったり、なにか追加されたり。
装丁デザインは、それぞれ【行徳ゆみ（on Graphics）】と【里見英樹（よつばスタジオ）】。