スクーターとネクタイ(紅蓮裸眼)

【年月経過後】の歌詞OPから何から、ここ最近一番の楽しみに。
「ヒーロータイム→政治タイム」だったり、新旧世代と時代の変化のズレだったり。

天元突破グレンラガン #21「あなたは生き残るべき人だ」


……(息を、すぅ)。


二十四の瞳ヨマコ先生ーっ!」


第3部に入ってから、中島かずき・ひとり脚本で突っ走ってるなぁ。 前回の引きの強烈さ(最終監獄にて)を裏切らない、けれど静かな滑りだし。
島の子供たちのキャラデザが懐かしい感じ。
素敵アイテム・眼鏡とタイトスカートで女教師の魔法もたまらんですが、分校の老教師のセリフも地下壕世代の重みがあって いい。


弱虫ナキムを気にする水玉の女の子(マオシャ)の心情が、こどもリアル。
樹の上での黄昏時風景は、ちと震えのきたカット。
…あとで気づいたけど、月の落下しだす前の出来事になるんだ。


降って涌いたサンピン相手に。
ヨーコの口上は、静かで力まないライフル使いのそれだな。(近接ゼロ距離あり)
見た目の派手さに反して、すごく大人っぽくなった。


宿直室の白黒テレビジョンに流れた、どこか絵空事めいた破局プロパガンダ〜緊急放送と、最新のケータイへの新政府・ロシウからのメッセージ(液晶カラー画面?)の演出対比が、先生のいらだちも乗せて冴えている。


ここからノンストップで、前回ラストを走り抜けて「その先」までみせてしまう所が凄まじい。
シモン&ヴィラルに再結集グレン団など、山場がてんこもりに詰まってる。