きょうの黄色&青色審査員。

はこまる版・THE iDOLM@STERの新曲「私はアイドル」3人娘フルver.を見た。
アイドル街道を、増長やヨゴレも併せ呑みながら、ブースト加速で駆け上がっていく時の持ち歌きぼう!
3人互いに牽制しながら、虎バターのようにぐるぐるなとこがGood。


これと「思い出をありがとう」――表現力の底上げが効いた、熟成・減衰もろもろエピソード後のうた――の作詞作曲コンビが、じつは同じ人たちという すごい罠。
(作曲:佐々木宏人、作詞:中村恵)


ところで新旧「太陽のジェラシー」の振り付け。
ぬるっと、しかしバネの切れはある半水棲(マーメイ?)の動きは、アーケード版のモーションの方に軍配を上げたい。 えろいニュアンスも汲み取っていて。
はこまる版・ジェラシーには、動きを引っぱる「タメ」が少ない気が。


                  ■ ■ ■

>黄金のきざはしがぐるぐると回ってみえた。網膜で見る目もあれば、水晶のように出っぱった目もある。だが、そういうこととはかかわりなくあらゆる目が、『人間性の肯定と栄光』を舞いきる黄金の姿態の上に釘付けにされていた。(中略)
>人類はまたも、優勝を決めようとしていた。音楽と踊りは、生命システムの制約を越えて催眠的であり、抗しがたく、人間・異種族どちらの目にもショッキングだった。ショックの極致――その踊りは、躍動する美がもたらす衝撃の勝利だった。(中略)
>黄金のきざはしの上、黄金の光のなかで、彼女は狂った鳥のようにうちふるえ、はばたいた。


 ――コードウェイナー・スミスの短編「夢幻世界へ(No,No.Not Rogov!)」冒頭。(伊藤典夫訳)


そうして脳髄に針を打ちこんだロシア人科学者が、そのイメージ群に焼き尽くされるような遠々未来・絢爛舞踏ver.アイマス。(すでに人間ではない)
…なんて。