サンタ人(びと)二題。

琴(@八武崎碧)の声質にのった、「シアワセの羽」はツボですとも。

おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜 #39「声がとどいたらイイナ! 」

去年の無印・クリスマス話は、TV壊れてたこともあって未見。
で、今年はプレッシャーも強かろうと、やや危惧していたんですが。


監督の森脇真琴が、絵コンテじゃなく脚本を担当するのは、じつはシリーズ通して初めて。 それでも、きめ細かい視点や型に嵌まらないギャグの走らせ方は、キャラに寄りかからずえらく新鮮だった。(絵コンテ・演出の、政木伸一の手腕もある?)
バクの捉え方が「熱いコップ酒ふうの男臭さ」じゃなく、平熱の「くたびれてるけど人付き合いを心得た奴」になっているのが心憎い。 妄想クロミを適当にあしらったり、腹芸つかえたり。
新ギミックの、クロミドリル(脳内名称:超クロミスピン!)もいかす。


スキー旅行に行かず、去年のクリスマスのように家で母さんと逢う…と言い出した三女・琴への、姉ふたりの対応が違ってくるのが生っぽい。
その長女・奏と次女・歌の、スキー場で朝 目覚めてからの会話の流れが、大切なものが零れ落ちていく感触で、なんだか震えがきましたよ。
さいしょの雅彦パパの夢見から、駄洒落めかして繋げてくるのも上手いなぁ。


説得のはずが、いつしか拳の応酬になってる歌とクロミは【熱血】として、画面手前で冷静に対応考えてるバク(とマイメロ)、とゆー図式は変り種だった。
皆の期待を一身に浴びた裸サンタ・ビジュアルはもちろん、鈴母さん(幻体)と雅彦パパ2段階のステップを踏む「アレ」の軌跡がいいですよー。
音符の行方も洒落てたな。


                  ■ ■ ■

●『自作フラッシュ置き場』さんより、
 島本和彦フラッシュ「サンタになれ!」【注:声出ます】
 http://www.geocities.jp/mes_chansons/simamoto.html

…札幌の  空は  熱いな!