量子学園、アメリカン学園(ゼーガ、木曜洋画)

雨ふるふる。

ゼーガペイン #16「復活の戦場」

「9月1日」を迎えることのない舞浜サーバの、何百回と繰り返されてきたリセット〜再スタートの話。 まー前回 #15で青春ドラマ的な奈落の淵(断ち切り)は確定していたんだけど。 ←出来よかった


んで。
なんの事はないカミナギの、あの第一声を聴いただけで不意に泣けてきちゃったよ。 無造作に、酷いことになっているのは承知の上で。
あの声とタイミングと積み重ね、かなぁ。 これ見よがしでない瞬間に弱いんだ。
アンチゼーガの【光装甲無効化】という絶対優位を相殺し、最後の勝負に出るのが両掌のパイル(杭)…あたりの死闘っぷりが、カミナギ復帰の強さ/儚さと併せてひさびさに魂熱かったです。


ブリッジでの、シズノ先輩やシマ司令へのまわりの問い詰めは、やや無粋だけど口に出しとく必要はあるんだろーな。


                  ■ ■ ■


そうそう、恒例のキョウくん「この後は極楽とんぼのお二人、ヨロシク!」は、流石になかったよ。 前回もだったかな?
代わりに『時をかける少女』CMはいい感じなんだけど、直後に『ゲド戦記』タイアップ飲料が入るのは、ちと苦黒笑える。
細田守ガンバレー。


さて、木曜洋画劇場パラサイト』でも。


………。


あー、うん、乗っ取り侵略ものとしては「いまいち〜いまさん」位の出来だったお。 『パラサイト』
ショッカー手法に頼っていて、あんま大味すぎる脚本の穴つつくなボケェ! という感じ。 高校→町に広がっているのに、高校生グループ内だけの視点(割とぐだぐだ多し)で説得力が無いんですもの。
選曲の「The Wall」はまずまずなのに。


ボスルールが無くて相討ちENDだったなら、まだ許せたかも。 ←偉そう
コロンバイン高校風の、体育会系メインで文系geek(ゴス女、オタク男子)には居場所がなさげな所はちょっと良かった。


そうそう。
ハインライン人形つかい」の映画版『ブレイン・スナッチャー/恐怖の洗脳生物』(1994年、スチュアート・オーム監督)は、意外にもうまくアレンジされた佳作だったなー。 劇場未公開&TV放映で見ただけですが。

allcinema ONLINE 映画データベース】より、
 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=27511