かいへんき(龍剣、韋駄天、マイメロ)

とくに井上トシキ脚本に思い入れはないので、パスする奴はパスした。
今朝のボウケンジャー、雑誌「冒険王者」に掲載された小説家・香川のひさびさの新作…というのは、やっぱり香山滋リスペクトなんだろうな。 會川昇の脚本だったし。

◆『宮澤の探偵小説頁』より、「香山滋作品目録」 
 http://homepage3.nifty.com/DS_page/kayama/list.htm

魔弾戦記リュウケンドー #12「禁断の発動! サンダーリュウケンドー!」

お笑いかつ安く丁寧な作りで、前回同様に玩具提供を逆手にとったバランス感覚のよさ。
「主人公、変身不能で大ピンチの巻」
花屋のマドンナの不思議ちゃんなところや、婦警コンビの掛け合い。 町内会の面々と警察の“使えないおっさん”コンビの対比など見どころは多い。
天空魔城を「町には墜とせない」SHOTというのが、地味に一番感心した縛り。
そうして単独出撃の先輩・リュウガンオーと、町内会の旧式戦闘機(F-86!)&婦警コンビという「やれるだけの事をやる」背中が映えるのだな。
ジャークムーン様の挑発台詞も、含みがあって面白い。
今のところ朝一番楽しみにしてます。


ボウケンジャーが人工着色料・パルプ系3倍速(?)とするならば、
リュウケンドーの方はちょい深みのある下町色かしらん。 ←判り辛ぇ。

韋駄天翔 #26「必殺! 獅堂スペシャル」

この時期にこれ見ているという私 裏番組ウォッチャー。
いちお異能MTBバトルもの(バカ成分含む)。 能力の使いどころの制限はあったりするものの、普通アップヒルで岩石砕きながらの超スパートetc.は当然真似できません。
おおむね理詰めにまじって平気で大嘘をつくセンスは山風先生のひ孫くらいには当たるんじゃろか。 突き抜けたお馬鹿っぷりも、異世界ものにしては軽やかで丁度いい。
ライバル獅堂京一の妹にして翔の仲間・まこと(@石毛佐和)の声が、やっぱ白石文子似というかソフトなハスキー系で好みだ。


白石文子の声には、NHK天才てれびくん・枠内アニメや業務用サイキックフォースの「勝ったの? ウェンディ」でお世話になったなぁ。

おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜(長い) #1「マイメロに会えたらイイナ!」

…略称は、くるくるマイメロ
【公式サイト】 http://www.tv-osaka.co.jp/mymelo_kurukuru/
バックにあからさまに怪しい人影が居るんですがー。 獣耳スキー対策か。


弾けたOP曲で第2期スタートしても、のっけからドス黒さは健在。
はりねずみ君の解説という、表むきの“公式あらすじ”のぶっちゃけ間違ってる感や、ある意味1期最大の功労者であるクロミ&バクが、こっそりネズミ兵士に拘束されて送還・退場という、君主制夢国家マリーランドの現実が堪りません。
反省室(←この名称から怪しい)で自己批判するバクって!
あとー、当事者の人間・柊センパイが、蔦拘束されて夢世界の被告人席に立たされる、という絵面シチュエーション共に、あいかわらず非道いなぁ(褒め言葉)と思たよ。


新フィーチャー、シャッフル召喚(ランダム)による解決編ですが…
初回からマイメロ鬼自模(ヅモ)――マイメロ母を引きやがりましたよ。 自意識のある相手に対しては、おそらく最強クラスの“真実の毒舌”貫通キャラ。
日曜朝アニメの締めが、毒舌スナイパー殺戮(1クラスまとめて)かよぅ。
すてきすぎだマリーランド式。


ここでカミングアウト確認。 日曜朝は韋駄天・まこと(@石毛佐和)とマイメロ・琴(@八武崎碧)の二大ハスキー声で幸せになろうと思います。