陽光と月桂樹

ネタバレ無しで書いてみたけど、気になる人はぼんより薄目で段落２つほど飛ばすがよいかも。

◆光と水のダフネ・２３話「エスケープ・フロム・カムチャッカ」
シリアスな展開の一方で、これまで登場してきた人たちにも動きがある。
あー、序〜中盤の懐かしいチャカチャカしたノリは、この無茶を通す為にあったのかもしれないね。
支店長・花岡かっこいいぞ。

◆光と水のダフネ・２４話（最終話）「光と水のダフネ」
これを、１話の尺で　　やってしまうとは。
過去の歴史の闇の中、ながれだす時間の扱いが、
その行く末も含めて（複雑な思惑・感慨をはらみつつ）、苦くやさしく実を結ぶ。

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大上段に振りかぶらずとも、こーゆー脚本・シリーズ構成で面白い、そして前向きな作品を作れるんだなぁ。　いきあたりばったりじゃなく、念入りに仕掛けられている。
B級深夜アニメの皮をかぶっていても、例えばプラネテス（アニメ版）と同列に語れる作品でしょう。　ラストで悪役を糾弾して……なんて月並みな解決すら通らないのが大人。
まえばり水着アニメで一見安〜い作画だから大人、なわけじゃなくってよ。

ちとあやしいが、職業意識のてきとーだったり絶対引けない一線のあったりする大人が出てくるから、はたらきもの。　…おまけ脇役の、自称トレジャーハンター・三馬鹿＋１でもな。
見てくれでニガテ判断して、とくに観るつもりもなかったのが、まるで嘘のように嵌められましたな。

教えてもらって感謝。　すこしは恩返しできたじゃろか？