やわらか両生類有精卵

夜中にたまたま点けたTVで、『イグジステンズ(eXistenZ)』(99年、デビッド・クローネンバーグ監督)を観る。
冒頭の、新作ゲーム発表会がおこなわれる教会(セミナー風)の、安っぽーい映像を見ただけで、 ←褒め言葉!
「あ、ビデオドロームの正統後継者ね」といきなり納得する。 例の腫瘍メガネ発表会場と同じニオイだっ。
あとはディック牧風(一部ウソ)の、なま物ゲームデザイナー異物挿入・感染抗争のぐちゃどろ腐臭界へとまっしぐら。


詰め込まれた悪いファンタジー成分が、じくじくと膿んで滲みだしてくるよな映画です。
…あんな不気味なガソリンスタンド店員(ウィレム・デフォー面)はいねえっw。
あと、みんなのすてきなゲームこうじょうが、あんなニジマス養殖場くさい夢工場とゆーのが、あくしゅみでかこいいです。
中国料理店に、お昼を食べにいこう。 みんなでうつろに並んで。


これ見てると、眼がぐるぐる巻きになっていく役者(プレイヤー)がたくさん拝めてわりと幸せ。
書き割りみたいに安っぽいつくりが、徹底してアンリアルで据わりが悪いのでした。

       イグジステンズ [DVD]


■『峠の良茶屋』徒然絵日記・2005年8月18日
アイマスポータルで知りませり。
や、正直どれを取っても上手いんですけど、中でもビジュアル衣装・伊織様(無彩色)をピックアップ。
…この相手を小馬鹿にしたよな表情がッ!
http://blog.livedoor.jp/ryoutya/archives/50132458.html