汚れつちまつた哀しみに

…年末ポエムじゃないですよ? リクエストなくてもやるつもりでしたが。

ファフナー・後期の最終回「蒼 (そ ら) 穹」

こっちの紅目は、人外のしるし。
ヒトと接触し、これを種絶(不妊駆除)してきた珪素ベースの異類・フェストゥムが、
有機生命とそのサイクル”なるものを一部で理解しだした結果、
純粋な「遍在し、どこにもいない」結晶ではいられなくなる…
…という失楽園エンド(?)が、オレ的には一番ゾクゾクしました。
今回でいえば、総士がある“闘い方”を教えたり、乙姫が立ち止まったりするところ。


ピンの尖端で踊る異形のものも、こちらと関わってしまった時点で(ひそかに)正気度チェックさせられてるような。


作画力etc. が不足してるのを半眼モードでやり過ごしつつも、
作戦前のブリーフィングを子供たちが互いに確認しつつやる点など、成長感もひとしお。
決してベストな回とは言えないけど、後半やってきたことは無駄になってない。
物語の着地点としては、めちゃくちゃ強引な例えでいけば「ジーンダイバーに近い」?
ここで泥くさい人間模様がみれるとは、前期からは予想もつかない収穫だった。

舞-HiMEの13話

今年さいごの締めくくりで、(碧先生のレクチャー&)修羅場ですにゃー。
わたしゃ風華学園のある島は、瀬戸内海あたりと思ってましたが。
「海のように広い心ー / 具体的に言えば瀬戸内海くらい」
「ビミョーに狭いな」「でもタコとかも住んでるねん」 →あずまんが大王の大阪 vs. とも。


弟離れできない姉キャラ…つーあたりでも、舞衣の人気薄いのかな。
どーすかカチュア姉さん(違 *1


さ  て  。
スマトラ島沖地震津波の被災状況もすさまじき有様ですが、
それでも今日より明日の展望が、すこしでも開ける世界になるように。
ではまた来年。

注釈

*1:年明けての勝負回で、いきなりシリーズに暗雲立ち込める事になろうとは…。「黄金の船が…おお! おお! おおっ?」