Not only (    ),but also 超級ヒロイン.

予約しといた『週刊わたしのおにいちゃん 特別増刊号』は、きのう本屋に届いてました。
“eX-tra”増刊、あるいは欠番の意もふくめて、略称は「わたおにX」か。(怪盗風)
表紙デザインも弾けていて、今までで一番格好いいのでは…と思ったのもその筈、幻の劇中マンガ(TVアニメ化?)の、変身スーパー小学生という設定なのでした。 黒猫ナイトウォッチャー。


      週刊わたしのおにいちゃん[特別増刊号] (彩色済フィギュア+オールカラー32Pブックレット)   [rakuten:havikorotoy:10001943:image]
    →JBOOK 書影つき紹介ページ。


その「ビター&スウィート」こと世多桜(せたらう)てとら。
ベタでネタな基本デザイン担当の、大嶋優木はやわらか丸っこく、
メタな劇中アニメ作画担当の、かんざきひろはシャープなアメコミ路線。
…夜の摩天楼パトロールな本編は、脳内加速で観るしかないのかのぅ。


ブックレットの出来はよつばスタジオらしく無茶苦茶いい! しれっと毒を仕込んだ編集や仕掛け人――里見英樹の面目躍如といったところ。
てとらの誌面デビューが紆余曲折した、企画サイドのバカ事情も愉快だけど、大嶋優木の手による主要キャラ5人の性格設定が単なる「仲よし5人組」じゃなく、“貧乏クジひく奴”や“コイツはコイツの事、きらい”といった具合に、女のコ政治的な地勢図入っているのに感心した。 ケンカの題材込み。


一連のわたおに企画の内で入手できたのはコレだけですが、充分満足できたですよ。 にゃー。