ゆきゆきて…

機は熟したとみて、『ホビット』(3D・字幕版)を観てきたよ。
情報シャットダウンしてたんだけど……えらく話が進まないなーと思ったら、「次回に続く」だったよ! 3時間でわかる「ゆきてかえりし物語」=児童文学1冊ぶんコースじゃなかったのか…。


わりと3D仕掛けもあるせいか、ジェットコースター成分多めでちと疲れる。 『ロード・オブ・ザ・リング』のモリア坑道は石暗冷たくマジ危険(弓矢とか弓矢とか)だったけど、ゴブリンの巣は物量で押し寄せてきて訳わからない感じ。
黒の乗り手やウィッチキングといった、心底ヤバいもの達が出てくる前の話なので、それまでといえばそれまでだけど。 LotR 3部作での魔狼の群れ・ハンディカム撮影は、当時振りまわし過ぎと思ったけど、全体把握できない怖さはあった。


よかった所 つまみ食い。
霧ふり山脈の歌は、ドワーフの低音多重きいてて○。
字幕版だと、月光文字(Moon Rune)とか原語の響きが聴けてよいね。
つらぬき丸の光が消えることで暗示するとこ。
あと名前の由来話はやっぱ燃えるな!


原作はコンパクトにまとまっていて面白かったので、今回ちょっと尺が間延びしてしまった気も。
蜜蜂を飼っているあの人や、火竜スマウグを射た弓手のひと(←オレ的最も燃えポインツ)が今後どう描かれるか、かなー?
エルフの政治的行動もな。