『ゆめのかよいじ』(少年画報社版)が――おお、おお、おお!

赤松健『(株)Jコミの中の人』より
 http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20121116/p1

はてな日記をチェックしてて、なにげなくキーワード・【大野安之】遡ったら行き着いた。 実写映画化というのも知らなかったけど、原作がJコミで無料公開されているとな!


      ゆめのかよいじ (ヒットコミックス)
大野安之の漫画作品のなかでは、自分的には1・2を争う傑作だと思っているので宣伝宣伝。 妙にすっきりしてしまった、後の角川リライト版よりこっちの旧版のが大好きよ。 ペンの荒っぽいタッチが、古いものと現在のものの入り混じる、地方の木造校舎のユーレイ話(?)を濃密に描き出す。


とくに後半7〜8話あたりの時間感覚は、今でも強烈に灼きついている。 こういうスケールの話が書けたら、さぞ気持ちよかろ。