夏水着・冬ネクタイ

熊倉隆敏『もっけ』8巻（講談社、アフタヌーンKC）、買ってきた読んだー。
半端に積まずに一気読みとは、最近めずらしね。

　　　　　　

檜原さん姉妹それぞれ進学してから、妖怪より人間関係で辛気くさいエピソードが続いてましたが、妹・瑞生（みずき）のほうが一足先に抜けでたようで。
#42「カクレザトウ」でのお姉さんぶりを踏まえたうえで、#44「アクガレ」での見事なぬけっぷりが陽性で（微アホぱんつ付きで）いいわ。　…やっぱ火属性か。
いっぽう姉・静流（しずる）の陰鬱な寮生活はもうちょい続きそうだけど、これもああいうリンクから一息つけるとは思わなんだ。

ふたりの変化が目に見えて際立つ巻で、着地点への不安は無くなったかしら。
――以前の淡々とした妖怪譚も懐かしいけど。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　■　■　■

巻末恒例の「読了感謝」・姉妹カットにウケての余談。
アフタヌーン誌上でのアニメ化初報・1Pマンガも、けっこう非道いネームだったんだよなぁ。　…さすがに収録されてないですがっ。