2007年のキング・コング・ブルース

超能力者は、2次元とフィクション以外は認めない私でっす。 →赤毛っ娘(:理論)やロシア出身だとCP加算。
TV力だったり超能力(心霊でもなんでも可)捜査官ものの、安っぽい演出が嫌いでさー。 ナレーションに小林清志を起用したりする“以前”に、疑似科学なら疑似科学らしく「せいいっぱい装って」みせろよぅー。
スティール・ボール・ラン』の主催者スティーブン・スティール氏ならば、フィクションの貧困さにきっと哭く。


個人的に好きな、ESP能力者&劇場型やらせもの。
大野安之の短編漫画「桟敷」(むかーしのSFマガジン掲載 *1
観光課が毎度ショウアップしている、ESP捜査官(丸刈り親父)と女テロリストのド派手な市街戦。 その舞台裏での役者たちのタイクツな会話/念話と、ライブ視聴者にあたる市民や警官の温度差つき視線。
ひょうひょうとした感じが良かったのでした。 …単行本未収録でつが。

注釈

*1:1983年4月号。 おなじ号にブルース・スターリングの短編「巣」(生体工作者/機械主義者シリーズ)が載っていた。 …ある意味すごい。 【参考:書影データ】