螺子の行方(せいんとおくとーばー)

ネタバレ承認。 ちとアクション面にも触れてみたくなったので少々。

Saint Octoberセイントオクトーバー) #12「ロリ慟哭! 悩んで迷って、超乙女 !!」

小十乃がいない教室で。
菜月(白ロリ)の、感情に寄りかかった言動はそりゃクレバーではないけれど、そういう娘なんだとは納得できる。
三咲(赤ロリ)の、突き放した言動が男前なのは、猟兵の問いを無言でスルーする所まで含むか。


事の発端のユアン君が、小十乃に声をかけようにも拒否されるのは徹底している。 見方によっては、声をかけるタイミングを推し量っていた? とも取れるけど。
前回がアレだったので、視てる方は疑心暗鬼にもなりますわ。


一方で退職届を出してしまうカフカは、裏表なくていい奴だなぁ。 …社長に教育=リバース反転させられちゃうけど。
後半Bパートのアクションは、前回(#12)の――赤白・空中連蹴の軽やかさや、ソフィアの街灯打撃の重さ――とはまた違った、異様な高速戦に。


携帯電話を受けた「ジャッジメントぉ」=小十乃が、ふらついて戸口でへたりこんでしまう描写は、食事も抜きで心底体力が無くなっている様でいい。
…ここでユアン君が動くのは、正しく的確で底が知れないな。


                  ■ ■ ■


黒ロリの“あの”浄化シーンを見せつけられてしまうと…その、何だ、とんでもないアニメ的瞬間に立ち会っているような錯覚が。
シュルレアリスムだよぅ。 舌とか、貝とか。


ラストの皆で教会一画の住居で〜、は初めてじゃないかな。 ヨシュア神父の布石もじゅうぶん。