雀とツギハギ（せいんとおくとば）

4話がナニだったので、けっこう先行き不安だったぞ。

■Saint October（セイントオクトーバー） #5「ロリ再戦！　エルロックの超リベンジ！」

1話でフェードアウトするには惜しいキャラだった、「魔術師」エルロック再登場のまき。
…おもしろかったようぅ。　お馬鹿ノリ丸出しの裏で、不意にシビアな隠し球もあって。　→web配信■

リバース社社員だった当時の、お気楽スーダラなノリが良かったエルロックも、【ジャッジメント】→獄中ですっかり純朴な地方出身者に。
逮捕まえに会社から解雇されて、懲役150年の累積刑って…生々しいですな。
クルツ社長たちも、とぼけた見かけだけじゃない悪役ぶりだし。

メガネ神父のケーキに釣られる、娘っこどもに緊張感のカケラも無いのは、明暗伏線のトーンになっているやもしれず。
バトルに本格突入するまでに、延々おあずけを食わせるあたりの演出・台詞が、くだらな凝っていて面白い。　白ロリのちくわヌンチャク捌きもがんばってた。
で、のーてんきな同時並行チャンネルの「焼き上がりましたー」の裏で、別貌・ユアン君は非情の裁定（2度目）を下し、黒白ロリ組はそんなことすら露知らず一件落着モード…という。
こゆ理不尽な結末には弱いのよ。（微笑うかべつつ）

ちょいアメコミ風入った、疵ものツギハギ「再生・魔術師」のデザインや、出所後エルロックの人柄は良かっただけに。
ロリ無常。